成長を結果につなげるために。etomojiが大切にしている5つの考え方

etomojiは、プロジェクトみかんを通して「人が成長できる環境」をつくることを目指しています。

私たちが目指しているのは、単に知識やスキルを身につけることではありません。一人ひとりが自分らしい目標を持ち、その目標に向かって着実に前進できる環境をつくること。そして、その成長が自分の中だけで完結するのではなく、周囲から価値として認められ、社会的な評価へとつながっていくことを大切にしています。

日々の業務では、メンバーと代表が近い距離で関わりながら、小さな改善を積み重ねています。それに加えて、中長期の目標についてはメンターが伴走し、現在地と目標との距離を一緒に確認しながら、着実に前へ進める環境を整えています。

プロジェクトみかんが目指しているのは、「頑張る人を応援する組織」ではありません。目標を立て、行動し、振り返り、社会的な価値へ変えていくまでのプロセスを支える組織です。

その土台となっている考え方を、5つご紹介します。

1. 自己満足で終わらせない。客観的な評価を見る視点を養う

どんなに小さな一歩でも、変化には意味があります。昨日より今日、今日より明日と少しずつ前へ進むことは、間違いなく成長です。
しかし、一つだけ考えてほしいことがあります。

その成長は、自分が満足するだけの一歩で終わっていないでしょうか。

社会では、「頑張った」という事実そのものではなく、「価値があった」と第三者から認められることで評価が生まれます。その評価が信頼になり、仕事になり、報酬になります。第三者とは、お客様だけではありません。共に働く仲間、取引先、業界、研究者、そして社会全体まで、評価をする存在は様々です。そして、より広い範囲へ価値を届けられるほど、その評価も大きくなっていきます。だからこそ、自分が成長したかどうかだけではなく、「誰に、どんな価値を届けられたのか」という視点を持つことが重要なのです。

2. 目標との差分を正確に測る

目標を持つことは大切ですが、目標だけでは前へ進めません。

重要なのは、「今の自分は目標まであとどれくらい離れているのか」を正しく把握することです。
あと何が足りないのか。今の行動量で間に合うのか。優先順位は本当に正しいのか。
この距離を客観的に測れなければ、努力しているつもりでも方向がずれてしまいます。

だからこそ、目標設定と逆算思考はセットで考える必要があります。そして、その逆算が正しいかどうかを判断するためには、自分を客観的に見るメタ認知が欠かせません。自分一人では見えないこともあります。だから人の視点を借りることに価値があるんですよね。

3. 正しくボールを投げる

目標を決めることは、ゴールを決めることです。そして、そのゴールに向かって毎日の行動というボールを投げ続けることが、成長につながります。ただ、「頑張ります」「やります」という言葉だけでは、どこへボールを投げるのかも、いつまでに届けるのかも決まっていません。

etomojiでは、まず一か月後のゴールを大切にしています。
なぜなら、一か月後のゴールへ正確にボールを届けられないのであれば、その先にある三か月後、半年後、一年後のゴールへ届くことはないからです。毎月行うメンターとの時間は、評価のためではありません。「先月、自分が投げたボールは、約束した場所へ着地しましたか。」その確認をするための時間です。

もし届かなかったのであれば、その原因を一緒に整理します。目標設定が曖昧だったのか。必要な行動量を見誤っていたのか。行動そのものが止まってしまったのか。

ここを曖昧にしたまま、「少しは前に進んだから大丈夫」と考えてしまうと、未達は積み重なっていきます。経営において、未達の積み重ねは小さな問題ではありません。一つの未達は、その先の計画や判断にも影響し、気づけば半年後、一年後の目標までずれてしまいます。

だから私たちは、「少し進んだから良い」とは考えません。自分で約束したゴールへ、自分で決めた期限までに、ボールを届けられたか。そこに責任を持つことが、次の成長につながると考えています。

4. 行動を習慣化し、成長を可視化する

目標は、一日で達成されるものではありません。
だからこそ、日々の行動を積み重ねる仕組みが必要です。
etomojiでは、Slackの「やること宣言」を活用しています。
その日に取り組むことを宣言し、有言実行することで、小さな一歩を積み重ねる文化をつくっています。

一方で、日々のタスク管理だけでは、中長期の成長までは十分に見えません。
一か月前よりどれだけ前進したのか。目標までの距離は縮まっているのか。
こうした変化を可視化するために、現在はKanaeruの機能強化も進めています。一か月単位でマンダラを活用しながら、目標との距離や成長を振り返り、自分自身でも現在地を確認できる環境を整えています。

成長は感覚で判断するものではありません。

見えるからこそ改善できる。改善できるからこそ前へ進める。その状態をつくることが重要だと考えています。

5. 自立とは、自分を客観的に評価できること

人それぞれ、目指す姿は異なります。
事業を大きくしたい人もいれば、家族との時間を大切にしたい人もいます。目標の内容は違っても、必要な考え方は共通しています。
それは、自分で目標を定め、その目標までの距離を把握し、必要な行動を継続できることです。

もし一人では現在地が見えないのであれば、人の力を借りればいい。
代表との日々の関わりがあり、メンターとの定期的な対話があり、Slackがあり、Kanaeruがあります。
これらは管理のために存在しているのではありません。
自分が投げたボールを、約束した場所へ届け続けるための仕組みです。

私たちが考える自立とは、何でも一人でできることではありません。自分の現在地を正しく理解し、必要な支援を受けながらでも、目標に向かって着実に前進し続けられることです。その積み重ねが、自分自身の成長となり、やがて周囲からの信頼となり、社会的な評価へとつながっていくと考えています。