異なる文化に関心を持つ人々を結びつけ、相互理解と交流を促進することを目的とする学術団体「日本国際文化学会」様の主催する、全国大会のポスターチラシをデザインさせていただきました。
現代の国際社会においては、国と国との関係(Internationality)だけではとらえきれない問題が多く生じてきています。そうした問題を、新たに文化と文化の関係(Interculturality)として読み解いていこうとするのが国際文化学のねらいです。関連分野の研究・教育者から、国際社会の現場で活躍する人達まで、幅広い議論・情報交換の場として、この学際的な試みにどうぞご参加ください。
日本国際文化学会Webサイトより http://www.jsics.org/
決定デザインはこちら
初回提案は3案作成し、それぞれ思い入れのあるデザインの中から以下が選ばれました。
一つの世界を二つの視点で見ているようなビジュアルを瞳で表現
- ”世界の中の日本と日本の中の世界”というテーマにふさわしい文化的な表現であること
- 権威性が伝わること
- 開催校である名城大学のイメージを入れること
制作にあたり今回意識した点は上記の通りです。
”世界の中の日本と日本の中の世界”というテーマに合わせ、サステナブルを感じさせる曲線も含め「瞳」をモチーフにしています。周りの色鮮やかな糸のような線は多様性の象徴で、多様な価値観が入り混じり一体となる様子を表現しています。権威性という点では、レイアウトはシンプルにど真ん中の象徴に視線が向かうよう、インパクトのあるビジュアルにしました。また、開催校である名城大学様のイメージカラーをポイント的に使用することで、毎年異なる開催校の特色を意識しました。
2023年の全国大会は7月8日・9日に、名城大学にて開催
名城大学ナゴヤドーム前キャンパスにて開催されるとのことです。
詳細は、こちらの日本国際文化学会のWebサイトよりご覧ください。