会社にブランディングが必要な理由

企業ブランディングの目的

企業ブランディングの目的は、一貫した企業姿勢を伝え続けることで、企業の認知度やイメージを向上させることです。それにより、商品やサービスの販売促進や人材確保、企業価値の向上などにつながります。企業ブランディングは、市場競争の激化やグローバル化の進展において、プロダクトやサービスの差別化が難しくなっている昨今、ますます重要な役割を果たしています。

企業ブランディングは、企業が顧客や市場に向けて自社の価値観やアイデンティティを明確にし、そのイメージを定着させるための取り組みを指します。具体的には、企業の理念やビジョン、ミッション、価値観などを明確にし、それらを顧客や市場に伝えるためのマーケティング戦略を策定することが重要です。

企業ブランディング、具体的には何をする?

企業ブランディングには、企業の内面を掘り下げ、価値観やアイデンティティを明確にするところから従業員の意識を変えていく「インナーブランディング」と、ロゴやネーミング、プロダクト開発などを含む、社外に向けて伝わる成果物をつくる「アウターブランディング」があります。これらは、企業のアイデンティティを表す重要な要素であり、消費者に直接訴えかけるために最適化されます。ブランディングは、社員やステークホルダーといった企業内外の関係者とのコミュニケーションも重要であり、企業文化やブランド価値を内面から見直し、外へ向けて表現することが必要です。

企業ブランディングの成功とは、失敗とは

企業ブランディングの成功とは

企業ブランディングの成功事例を2つあげてみます。

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車は、世界的に有名な自動車メーカーであり、品質と信頼性に定評があります。トヨタは、そのブランド価値を高めるために、継続的な品質向上や独自の技術開発に注力し、顧客から高い評価を得ています。高品質かつ信頼性の高い自動車をグローバル展開も含め積極的に進めてきたことで、多くの支持を受けています。社員の働きやすい環境を整備し、社員の成長やキャリアアップに配慮している他、サプライヤーとの緊密な連携により、品質や納期管理にも力を入れています。トヨタは高品質・高信頼性の自動車を提供するだけでなく、経営理念や社員の働きやすい環境の整備、環境負荷低減など、社会的責任も果たしている企業として、多くのユーザーから支持されています。なお「Best Global Brands 2022」において、トヨタは世界6位にランクインしています。

任天堂株式会社

インタラクティブ エンターテイメントの創造における世界的なパイオニアである任天堂株式会社は、日本の京都に本社を置き、Nintendo Switch™ システムと Nintendo 3DS™ ファミリーのポータブル システム用のハードウェアとソフトウェアを製造および販売している会社です。任天堂は、独自のゲームコンソールである「Nintendo Switch」をはじめ、優れたゲームソフトを提供しており、幅広い年齢層の多くのユーザーから支持されており、独自のキャラクターやIP(知的財産)を活用したゲーム展開や、経営戦略として、ハードウェア・ソフトウェアを一体としたビジネスモデルを採用しており、独自のエコシステムを構築している点から、コンテンツビジネスとしての強みが他社の追随を許さない強い企業と認識されています。また、従業員の福利厚生や労働環境にも配慮し、働きやすい企業として評価されています。

企業ブランディングの失敗事例

企業ブランディングの失敗は、大本を辿れば、不正会計問題や事故、食品偽装など、企業体質そのものが起因となることが多いです。消費者からの信頼を失うことがブランドの喪失とつながります。企業ブランディングとは姿勢を正し続けるための背骨であり、常にその正しい姿勢を保ち続けるための企業努力を実際の行動に向かわせるための活動です。

以上のように、企業ブランディングは企業の成功に大きく貢献することができますが、失敗につながることもあります。成功するためには、よい企業姿勢を定義し、消費者のニーズに合わせた戦略の策定や、継続的な品質向上・技術開発など、企業のコアバリューを明確にすることが重要です。また、それらを明確にするだけではなく、実際の体現活動を行うことが重要なのです。

企業ブランディングには第三者視点が重要です

企業ブランディングの構築には第三者視点が重要です。自社と関わるステークホルダー全てを自社内で網羅的に客観的に見直すことは大変な労力が伴います。それを当社は、第三者の立場から客観的に検証・提案します。企業ブランディングについて、どのように進めていけば良いかが分からない経営者様・進め方は分かるけれど進行が難しい、とお悩みの企業様は、ぜひ当社にご相談ください。