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ETOMOJI INC.

文章の読みやすさから、ユーザー体験を整える。禁則処理OS

禁則処理とは何か、調整前後の比較で紹介します。発信記事やWebサイトの読みやすさから、ユーザー体験の向上へ。

禁則処理OS。白い紙と活字をモチーフにしたサムネイル。

etomojiは、発信記事やWebサイトの読みやすさを整えるため、独自の制作ルール「禁則処理OS」を制作・編集に活用しています。句読点や括弧の位置に加え、改行による語句の分断や不自然な字間まで確認。文章の内容を読み手が無理なく追える状態を目指し、ユーザー体験の向上につなげています。

禁則処理とは?

禁則処理とは、行頭や行末に置かない文字、一続きに扱う文字列などのルールに沿って、文字の配置を調整することです。たとえば「、」「。」や閉じ括弧を行の先頭に置かず、開き括弧を行の最後に残さないようにします。

日本語の組版には、こうした読みやすさを支える基本があります。W3Cの「日本語組版処理の要件(JLREQ)」でも、行頭禁則・行末禁則・分割禁止などが整理されています。[1]

etomojiの禁則処理OSでは、この基本に加えて、見出しの大切な語句が途中で切れていないか、字間に不自然な空きがないかまで確認します。

禁則処理をやらないと、どう見える?

句読点だけが次の行へ送られたり、開き括弧だけが前の行に残ったりすると、文章の区切りがつかみにくくなります。次の画像では、位置の違いを分かりやすく示しました。

調整前:読点が行頭、開き括弧が行末に残り、「ユーザー体験」が途中で改行されています。
上の2例は基本的な禁則の問題、下の例は「ユーザー体験」という語句のまとまりを保つための改行調整です。違いを示すために行分けを設定した作例で、実サイトの不具合を撮影したものではありません。

記事を書いた画面では整っていても、スマートフォンでは一行に入る文字数が変わります。公開する文章を、実際に読まれる画面幅で確かめることが大切です。

禁則処理OSを通すと、こう変わります

同じ文章を、句読点や括弧が適切な位置に収まり、語句のまとまりを追いやすくなるよう整えた例です。

調整後:読点と開き括弧の位置を整え、「ユーザー体験」を同じ行に収めています。
前の画像と文章・書体・文字サイズは同じです。禁則処理OSの考え方に沿って改行位置を調整しています。

実際の制作では、改行位置に加えて字間や行全体の収まりも確認します。本文は最終行を除いて行端をそろえ、最終行は自然な左揃えに。短い行を無理に引き伸ばさず、見出しやボタンはそれぞれの配置に合わせて調整します。

禁則処理OSは、こうした文字組みの確認と改善を支える制作ルール・確認プロンプトです。適用後もPCやスマートフォンで実際の表示を確認し、読みにくい箇所を調整します。

発信の読みやすさも、ユーザー体験の一部です

時間をかけて書いた記事は、読み手にとっても読みやすい状態になっていますか? 知りたい情報を探しているときに、見出しの途中で意味が切れたり、文字が不自然に離れたりすると、内容を追う妨げになります。

etomojiでは、文章の内容と、画面上での見え方をあわせて設計しています。読み手が内容を理解し、次に必要な情報や相談先へ進めるよう、文字組みだけでなく見出しの構成、情報の順序、問い合わせまでの導線も整えます。

ユーザー体験向上のご相談は、etomojiまで

「スマートフォンで読むと、記事が読みづらい」「情報は載っているのに、どこを読めばよいか分かりにくい」。そんな課題があれば、etomojiへご相談ください。

WebサイトやLP、発信記事の文字組みと情報設計を確認し、読み手が必要な情報を無理なく受け取れる状態を目指して、改善をご支援します。

お問い合わせには「サイトの読みやすさ・ユーザー体験を相談したい」と添えて、対象ページのURLと、気になっている箇所や端末をお知らせください。

ユーザー体験の改善を相談する

[1]参考:W3C「日本語組版処理の要件(JLREQ)」 3.1.7 行頭禁則、3.1.8 行末禁則、3.1.10 分割禁止。基本的な禁則と、etomoji独自の改行・文字組みの運用方針は区別しています。